いわき市の歯科【メロー歯科】

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小児矯正とは、顎骨が成長している子供の時期に行う矯正のことです。矯正自体は大人になってからでも可能なのですが、子供の時期に矯正をする事により理想的な治療・整形が出来る場合があります。
理由として、顎骨の成長が終わってしまっている大人ではどうしても歯を動かすだけの矯正になってしまうのですが、子供の時期ですと成長段階にあるのでアゴの成長をある程度コントロールしながら矯正を行うことが出来るからです

 

Ⅰ、小児矯正の治療時期の目安

小児矯正治療では、骨格を矯正する1期治療と歯並びを調整する2期治療に分かれます。
お子さんの歯並びや、噛み合わせなどによって治療計画を立てます。

1期治療(骨格矯正)・・・3歳~12歳
2期治療(歯列矯正)・・・10歳~成人

 

 ①1期治療(骨格矯正)について

1期では、受け口(反対咬合)や出っ歯(上顎前突)など、骨格が原因となる症状は、骨が柔らかい年齢から開始します。上下の顎のバランスを改善する装置(ムーシールド、バイオネーター、フェイスマスクなど)を使用し、上下の顎のバランスを正しい状態にします。
また、顎が小さく歯の生えるスペースが不足しているケースでは、そのまま放っておくと叢生(八重歯などの乱ぐい歯)になってしまいます。顎を拡大する装置(取り外し式のプレート装置)を使うことで永久歯がきれいに並ぶスペースを確保します

◆拡大床

あごの骨が小さくて歯が並ばない場合は、取り外し式のプレート装置にてあごの骨を拡大します。

写真:拡大床

バイオネーター

出っ歯(上顎前突)に使用する装置であごのバランスを整えます。機能的装置と呼ばれ、筋肉の力を利用して下あごの成長をうながします。歯列を左右に拡げる効果もあります。
学校から帰って家にいる時(睡眠時含む)に使用し、使用時間は15時間が目安です。

    

◆ムーシールド

受け口の治療では、マウスピース型の矯正装置を使用します。 就寝時のみの使用で治療効果を上げることが出来ます。このムーシールドを使用することにより、反対咬合は、 永久歯が生えるまで待つことなく、3歳児からの治療が可能になりました。

 

3才からはじめることができる’受け口’治療法

 
 
【受け口は早く治す方がいい】
いままで3歳児検診で反対咬合を指摘されても「永久歯になれば改善されることもありますので、暫く様子を見ましょう」ということが良くありました。しかし、データを見てみると、3才で受け口の場合自然治癒するのは6,4%(100人に6名)くらいしかないことがわかりました。つまりは100人の受け口を指摘された3歳児のうち94名ほどは自然には治らないということです。なのにこの時期を逃して永久歯が生えると口の中に針金を通す本格的な矯正をしなければならないケースが多くなり費用も時間もかかってしまいます。
たしかに通常の矯正方法では3才からはじめることはできないのですが、それを可能にしたのがムーシールドです。
 
 
 
 
【受け口の特徴】
①上唇の力が強く上顎の成長が悪い
②下唇の力が弱い
③舌が下の方にあるため唾を飲み込むたびに下顎を前に押す
④噛み合わせ面の不調和
歯並びというのは、そもそも舌の押し出そうという力と唇や頬の外から押さえようとする力がつり合うことで決まっています。それらのつり合いが崩れたのが、歯並びが悪い状態です。ですから、歯並びが崩れている場合、つり合いをとるために逆の力(弱い方の力)を高めてやることで治せるというのが’ムーシールド’の理論です。
 
【ムーシールドの構成】(左図参照)
①上唇の力を防ぐ上唇シールド部分・・・ピンク
②舌の力を防ぐ下顎シールド部分・・・ブルー
③咬合面の急峻を治すプレート部分・・・イエロー
 
【ムーシールドの特徴】
①3才という低年齢からはじめることができる
②マウスピースを就寝時にはめて寝るだけで良い
③比較的短期間で終われる(通常1年以内)
④針金を入れないですむので痛みを感じることもない


 

before

 

 

 ②2期治療(歯列矯正)について

歯並びをきれいに整えるため、ワイヤーによる矯正治療を行います。1期治療で永久歯の萌出誘導がうまくすんだ場合は、2期治療そのものが不要になるケースもあります。
矯正治療の終了後は、保定装置(リテーナー)により後戻りを防止します。

 

Ⅱ、Q&A

Q1.何歳ごろから歯並びの治療をしたほうがいいのでしょうか?

好ましい治療開始時期は、歯並びの問題の種類や重症度によって、大きく異なります。受け口やあごの左右への偏位などでは3歳ころから治療を開始したほうがよい場合もあります。一般的に小児矯正治療の対象になる場合は5~7歳ごろに1期治療を開始することが多いです。一方、骨格的な問題がない場合や永久歯を抜歯する必要性がある場合などは、永久歯の生えそろう10歳~12歳くらいに治療を開始します。

Q2.学校検診で不正咬合と指摘されたのですが・・・

近年、日本でもやっと不正咬合の早期治療(小児矯正)の有効性が認められるようになり、保健所や学校の歯科検診でも歯並びの診査が加わりました。不正咬合と指摘された場合は、お子さま本人があまり気にならない場合でも、矯正歯科または小児矯正歯科にご相談されることをお勧めします。

Q3.以前、矯正専門医に歯並びのことを相談し、「治療するのはまだ早い」といわれたが心配・・・

ヨーロッパをはじめとする欧米では古くから行われ、その有効性が確立している小児矯正ですが、日本では一般歯科医だけでなく矯正専門医の間でも、小児矯正の有効性や診断基準が一般化していないのが現状です。もちろん成長期の後半から治療を開始したほうがいい場合もありますが、ご心配な点などがある場合には、小児歯科や小児矯正歯科の専門医にもご相談されることをお勧めします。

Q4.こどもが小さいため小児矯正のための装置をうまく使えるか心配・・・

小児矯正で用いる取り外し式装置はヨーロッパなどでは90年以上前から子どもの矯正器具として使われています。お子さまの年齢なども考慮して治療装置の形を決めるため、使い始めはしゃべりにくいなどの違和感はありますが、成人矯正のような痛みを感じるとこはほとんどなく、たいていのお子さまは上手に使えています。(どのような治療方法でもお痛みや違和感の感じ方にはかなり個人差があります。)

Q5.小児矯正治療をすることで虫歯になりやすくならないか心配・・・

取り外し式装置は食事や歯磨きの時には外しますので、通常通り歯を磨いていれば虫歯のリスクが増えることはありません。固定式装置を使う場合は、装置の周りに汚れがたまりやすくなるため、装置の形を考慮した歯磨き方法を実践する必要があります。

Q6.治療後の後戻りが心配・・・

小児矯正に限らず成人矯正においても治療後の後戻りの危険性はあります。一般に、あごの骨の矯正(1期治療)については、より早期にはじめたほうが後戻りの危険性は少ないといわれていますが、基本的に治療後も定期的なチェックが必要です。(後もどりの危険性は不正咬合の種類により大きく異なります)

Q7.小児矯正と成人矯正の違いはなんですか?

小児矯正の最大の特徴は骨格的な問題を、永久歯が生えそろう前に、治療することができることです。たいてい「歯並びの問題」といっても「歯の位置」の問題ではなく「歯の植わっているあごの骨の大きさやバランス」の問題のことも多く、このような「あごの骨」の問題は、骨が柔らかく、これから成長する子どものうちにしか治せません。(もちろん成人になってから治療したほうがいい不正咬合も有ります。)

Q8.親の歯並びが悪いので子どもの将来の歯並びが心配・・・

不正咬合の原因のひとつに遺伝的要因があります。とくに受け口など骨格的な問題は、遺伝することが明らかになっています。もちろん、ご両親に歯並びの問題があってもお子さまには現れない場合もあります。

Q9.不正咬合が「自然治癒」することはないのですか?

可能性としてはあります。とくに乳歯の歯並びや前歯の永久歯への生え変わりの時期などの歯と歯の間の隙間などは生え代わりが進むにつれて治ることが多いです。逆に受け口やあごの骨が狭くて歯がきちんと並ばない場合などは自然治癒がほとんど期待できず放置すると問題が重症・複雑化してしまうこともあります。

 Ⅲ、費用

 初診料(検査料込み)   3万円

床矯正装置         3万円から6万円

調整料(月1回)       2,000円 

ワイヤー矯正(上か下)  10万円                                     

 

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